2021年1月
- masatohino
- 2021年2月1日
- 読了時間: 2分
2021年1月

1.「テクノロジーの世界経済史」 日経BP カール・B・フレイ
厚さ4.5センチの本で、読み始める前は1日5分ではいったいいつ終わるのだろう?と思いましたが(参考資料が10分の1を占めていることもあり)訳が素晴らしいため、すいすいと進みました。テクノロジーが人間を幸福にしてきたか否かを産業革命前からの歴史を紐解きながら丹念に拾っていくもので、最終的には技術と社会的・経済的格差との関係性を解き明かそうとしています。GAFAや新型コロナウイルスの感染拡大により一気に進むDXが、これからの社会に与えるインパクトを考える上でも役立ちます。★★★☆☆

2.「日本人のための日本語文法入門」講談社現代新書 原沢伊都夫
先日の駒宮俊友さん主催のZoomセミナーでご紹介があり、勢いで注文して積んでおいたのですが、1日5分でも2週間ほどで読破。著者の原沢氏の言う通り、私たちは体系的に日本語の文法を学んでこなかったことを読み始めてすぐに痛感します。目からうろこというか、「へー、日本語の文法ってそうなんだ」と考えさせられることが多い本でした(ちなみに目からうろこは聖書から来ている言葉です)。毎日言葉を扱う人は一度読まれておいてもいいかと思います。★★★☆☆

3.「悪文」 角川ソフィア文庫 岩淵 悦太郎 編著
先日Twitterでどなたかご紹介してくださっていたので(ごめんなさい、お名前がわからなくなってしまいました)購入。さまざまな悪文の例がこれでもか、と列挙されています。ただし、とにかく事例が古すぎる(もとが1979年に刊行されたものの文庫化ということなので致し方ないですが)。また、「これは悪い例、これも悪い例」とダメだししている割には、どのように修正すればいいのかという答えはあまり多くは載っていないようで、ちょっと今どきではない点が★☆☆☆☆。

4. 「武器になる!世界の時事問題」 池上彰 大和書房
冬休みに子供に読ませようと思って、自分が先に読んでしまった本。「大統領と首相の違いは?」「自衛隊の名前の由来」など、テーマの面白さと池上氏の達筆さがブレンドされて、1日5分(時に追加5分の延長もあり)しか読めなくても1週間で読み終わりました。大学生向けに書かれた本ですが、うる覚えの知識を補完する意味でも手軽な一冊。★★★★☆


