top of page

2022年11月

  • masatohino
  • 2022年12月1日
  • 読了時間: 3分

2022年11月

「ROIC経営実践編 事業ポートフォリオの組換えと企業価値向上」
「ROIC経営実践編 事業ポートフォリオの組換えと企業価値向上」

1.「ROIC経営実践編 事業ポートフォリオの組換えと企業価値向上」


昨今注目のROICですが、企業経営においてどのようにROICを使ったら良いかという答えは、大手企業でなければなかなか出ていないのではないでしょうか?こちらの本は前作「ROIC経営:稼ぐ力の創造と戦略的対話」の第二弾。表題に「実践編」と打っているように、ROICのコンセプトは分かったけれども実際に事業ポートフォリオにどのように応用すれば良いかを説明しています。

かく言う私も企業経営者ではなく、この本を読んでも実際に手を動かして事業ポートフォリオの組み換えを行えるわけではありません。だから「腑に落ちた」と言えないところが残念なのですが、それでも事業ポートフォリオの評価方法や1年間のサイクルの回し方など真似できる点は多いと思います。

コーポレートガバナンス・コードで資本コストを意識した経営が謳われていますが、実際のところ東証企業3800社(多すぎ!)の中でどこまでROICを実践できるのかは疑問です。そう考えるとこのガバナンスコード自体、ついてこれない企業を振り落とすための手段の1つなのではないかと思う今日この頃です。

頑張れ、日本の中小企業。

★★★☆☆


「日本の伸びしろ 悲観を成長に変える思考力」
「日本の伸びしろ 悲観を成長に変える思考力」

2.「日本の伸びしろ 悲観を成長に変える思考力」 出口治明 著 文芸新書


ご存じ、ライフネット生命創業者で、立命館アジア太平洋大学学長。でも、昨年脳梗塞でお倒れになられて右半身麻痺の状態からリハビリを重ねて、学長へ復帰、さらに執筆活動も再開されたことは存じ上げませんでした(70歳過ぎでステーキ500グラムを食べるのは、さすがに健康に気を使わなすぎ、とも言えますが・・・)。


ご自身が「根っから楽観的」とおっしゃるように、問題山積の日本は逆にその分伸びしろが大きいと発想を転換。子どもが小さい時に幼稚園の先生に「できないってことは、これからできることがたくさんだから楽しみですよねー」という言葉に励まされたのと同じ感覚です。まずは企業が採用基準を変えて、すべて英語で面接を行い、TOEFLなどを採用基準にすると言えば日本の英語教育が変わる。夫婦別姓を認めるだけでも、女性は面倒くさいペーパーワークから解放される(その通り)。いやいや、ほんとにこういう人をたくさん国会に送り込めば日本も変わるのではないかと思いますが。そもそも投票率が52%とかいうレベルの国ではどうしようもない・・・。でも出口さんによればそういう悲観論が一番悪いらしいです。


欧州の事例を見ても、選挙にクオーター制を導入すれば世の中はたしかに変わっているようです。既得権益を侵されるおじさん議員たちをどう説き伏せるのかが難問ですが。猫に鈴をつけるのはだれ?

★★★★★


「例解 和文英訳教本 文法矯正編」
「例解 和文英訳教本 文法矯正編」

3.「例解 和文英訳教本 文法矯正編」 小倉弘 著 有限会社プレイス


いまでは日英訳が仕事の2-3割を占めていますが、かつてはほぼ100%英日翻訳でした。ちょうど2016年頃からいろいろなところで日英訳のご依頼が増えてきた時に、文法を矯正しながら英文が書けるようになりたいなぁと思って買ったのがこの本。著者は代ゼミの講師なので、基本的には大学受験用に書かれたものだと思いますが、とにかく英文法の説明が明快。かつ、受験生に利用しやすいように「時制」とか「助動詞」とか単元別になっているので、「あれってどうだったけ?」と後から振り返るのにとても便利。


年を重ねてきたせいか、一度読んでも忘れるので、何年かに一度回しています。姉妹本の「例解 和文英訳教本 公式運用編」も悪くない。ただし、例題は使いまわされているので、「これってあっちの本で見たよね?」みたいなことは多々あり。その辺コスパが悪いと思う方はこちらの文法矯正編だけで良いかもしれません。

★★★★★


 
 
bottom of page