top of page


2023年5月
2023年5月 「クリステンセン経営論」 1.「クリステンセン経営論」 クレイトンM.クリステンセン 著 ダイヤモンド社 投資関連のレポートを翻訳している方は頻繁に目にする「disruption」という言葉。もちろんdisruprive innovation, disruptive technologyとの関連で出てくるわけですが、果たしてその「破壊的」とはどんなものなのか?いったん古典に戻って考えてみようと思ったのが本著を選んだ理由です。本著は有名な「イノベーションのジレンマ」から比較的最近のハーバードビジネスレビューに寄稿されたクリステンセンの論文を収録しているので、さまざまな角度から同氏の考え方、理論に触れることができます。 秀逸なのが第13章「プロフェッショナル人生論」。1稿だけビジネス理論と少し離れ、クリスチャンであるクリステンセンの生きるためのアドバイスをまとめた章です。「自分の資源を正しく配分する。個人の時間とエネルギー、そして能力をどう配分するかの意思決定が、最終的には人生の戦略を決める(P355)」。 10年ほど前に、20
2023年6月1日


2023年4月
2023年4月 「経営や会計の事はよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください」 1.「経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください!」 川口宏之 著 ダイヤモンド社 昨年からMoney Insiderで金融関連の翻訳や記事を担当させていただいております。その中で実感するのは日本では「お金」に関する知識や教育が進んでいないなぁということ。昨今は「金融リタラシー」という言葉で括られる分野かと思いますが、小さい頃からのお小遣いの使い方および貯め方、クレジットカードの使い方、金融商品の内容、数々の金融市場の仕組み・・・・・・挙げたらきりがありません。なまじ儒教精神が残っているからなのか「お金」=「清貧ではない」というマインドが染みついているのかわかりませんが、お金と付き合わずに一生過ごせる人などいないの現代の世の中、お金に関する知識が少しあるだけで、もっと大事なことに時間も体力も使えるのではないかと思います。 前置きが長くなってしまいましたが、そんなことを考えて今年は少し金融教育等に時間を注ぎたいと思っています。そ
2023年5月1日


2023年3月
2023年3月 「ESG投資で激変!2030年会社員の未来」 1.「ESG投資で激変!2030年会社員の未来」 市川祐子 日経BPマーケティング 最近はIR担当の方がだいぶ増えてきましたが、一昔前は元YAHOOの浜辺真紀子さんか、この著書の楽天の市川さんしか知名度のある方がいらっしゃらなかった気がいたします。その市川さんがESGをわかりやすく説明しようとした書籍。普通の会社員の方の中には「一生懸命ESGを標榜することに何の意義があるのか」という点がいまいち腑に落ちていない方、多いのではないでしょうか?実際、企業経営者とお話する機会があっても、言葉の節々に「やりゃいいんでしょ?」というやっつけ仕事感がちらちら見えており、「社外取締役に外国人女性を入れれば一発クリア!」みたいな発想をお持ちの方がまだ多い印象を受けます。そんな中で、ESGが企業価値向上にrelevantだということをものすごくわかりやすく、かみ砕いて説明しています。正直を言うと、前著(楽天IR戦記)はかなり偏っている印象を受けたので恐る恐る読んでみたわけですが、ESGをわかりやすく説
2023年4月1日


2023年1月/2月
2023年1/2月 「世界インフレの謎」 1.「世界インフレの謎」 渡辺努 講談社現代新書 1年のうちでいわゆる「ニッパチ(2月/8月)」は企業が最も暇だと言われておりますが、ことボッチ企業の私目には会社の決算と確定申告と言う二大難敵が構えているのがこの時期。自然と読書の時間も削られてしまい、昨年同様2カ月分のご紹介となってしまいました。 さて、今月は東大の渡辺努先生の著書。昨今話題のインフレについて、巷ではロシアによるウクライナ侵攻やコロナ後の供給制約がその要因だというような言われ方もしているが、さにあらず。基本は人々の行動変容が原因だと説いています。この点については各投資銀行のレポートなどでも書かれており、実はさほど目新しい視点ではないのですが、コロナが一服し、インフレが加速し、今度はいつ景気後退に陥り金利が転換するかに注目が集まる今、全体像を捉え、振り返るのに有益な本です。 日本は30年にわたり賃金が凍結された状態にありますが、これを解凍するには供給サイドへの働きかけもやはり必要なのでしょう。そう考えると、自動車業界を皮切りに春闘で賃
2023年3月1日
第33 回 Hung deal(ハング・ディール)
第33回 Hung deal(ハング・ディール) イーロン・マスクがTwitter買収に当たって銀行から借り入れた融資の販売に、銀行が苦戦しているというニュースがありました。 本日はその中のhung dealsという言葉を取り上げたいと思います。 Also last year, Barclays was among a group of banks that agreed to fund Elon Musk’s takeover of Twitter Inc., in what became one of the biggest so-called “hung deals” as banks were unable to sell on their debt commitments. https://www.wsj.com/articles/barclays-barc-q4-earnings-report-2022-beea1163?mod=Searchresults_pos1&page=1 試訳:また昨年、バークレイズはイーロン・マスク
2023年2月26日


2022年12月
2022年12月 「教養としての投資」 1.「教養としての投資」 奥野一成 著 ダイヤモンド社 目下奥野さん月間が続いておりまして、今月はこちら。 枕詞に「ビジネスエリートになるための」とありますが、どちらかと言えば投資や証券、金融初心者向けの著で、新卒の方に読んでいただく方が良いくらいの基礎的な内容です。これを読んでもビジネスエリートにはなれません。 2020年10月にやはり奥野さん著の「先生、お金持ちになるにはどうしたらよいですか?」という本をご紹介しましたが、こちらの本との重複感があります。どちらもファイナンス理論を語る本ではなく、その前段階としてなぜ企業価値を高める企業への投資が必要なのか、という点を強調しているものなので、正直どちらか一冊で良かったのでは? 今や日本のウォーレンバフェットのような存在なので、今度は子供向けではなく、大人向けの入門書を書いて欲しいという依頼があったのでしょう。羨ましい限り。でも、そもそも金融は専門分野なので、特に金融を専攻していなければ大人も高校生も変わらない気がします。 ちなみに「教養としての・
2023年1月1日


2022年11月
2022年11月 「ROIC経営実践編 事業ポートフォリオの組換えと企業価値向上」 1.「ROIC経営実践編 事業ポートフォリオの組換えと企業価値向上」 昨今注目のROICですが、企業経営においてどのようにROICを使ったら良いかという答えは、大手企業でなければなかなか出ていないのではないでしょうか?こちらの本は前作「ROIC経営:稼ぐ力の創造と戦略的対話」の第二弾。表題に「実践編」と打っているように、ROICのコンセプトは分かったけれども実際に事業ポートフォリオにどのように応用すれば良いかを説明しています。 かく言う私も企業経営者ではなく、この本を読んでも実際に手を動かして事業ポートフォリオの組み換えを行えるわけではありません。だから「腑に落ちた」と言えないところが残念なのですが、それでも事業ポートフォリオの評価方法や1年間のサイクルの回し方など真似できる点は多いと思います。 コーポレートガバナンス・コードで資本コストを意識した経営が謳われていますが、実際のところ東証企業3800社(多すぎ!)の中でどこまでROICを実践できるのかは疑問です
2022年12月1日


2022年10月
2022年10月 「先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?」 1.「先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?」 奥野一成 ダイヤモンド社 農中アセットの奥野さんが子供向けに書いた本。 高校生向けに金融授業をやりたいなぁと最近ひそかに企んでいるので、ついつい手に取ってしまいました。 日本では圧倒的にお金についての教育が不足していると実感します。その理由の1つが、給与所得者が「確定申告不要」な源泉徴収で納税を終わらせていることではないでしょうか。私は諸般諸々の事情で最初に会社に入った2年間以降、毎年確定申告をしています。そうすると所得が多い少ないに関わらず、取れる控除は取ろう!と毎年の税制改革にも敏感になるし、株式の売買にも慎重になります。税務署が「税金の徴収不足のときだけ言ってくるけど、超過納付のときは教えてくれない」場所だということを知ったのもこの時です。 この本には「お金持ち」になるにはどうしたらいいかという、一見株式投資の薦めのようなタイトルがつけられていますが、金融の授業というよりも、think for yourself, i
2022年11月7日
第32 回 go south(下落する)、go north(上昇する)
第32回 go south(下落する)/ go north(上昇する) 日本、海外を問わず、証券関連の言葉には「なんでそういうの?」と疑問に思う用語や言い方をよく目にします。新卒で入った会社のロゴマークがブル(水牛)でしたが、就職面接のときになんでかなぁ?と思った覚えがあります。ウォールストリートの入口に大きな雄牛のブロンズ像がありますのでご存じの方も多いかと思います。bull は角を上に上げるため「上昇相場(bull market)」を表し、熊は立ち上がって手を下に振り下ろすので「弱気相場(bear market)」を表しますので、そこから取ったものです。 余談ですが、昔べ〇・スターンズという証券会社がありました。リーマンショックの頃になくなりましたが、これはbearではなく人の名前です。縁起でもない名前だからなくなったわけではありません。 さて、本日のgo south と go northは相場用語という訳ではないかもしれませんが、「南に行く=↓=下落」「北に行く=↑=上昇」から主に相場の動向を示す時に使います。 こちらは2022年6月3日の
2022年10月17日


2022年9月
2022年9月 「図解&ストーリー『資本コスト』入門」 1.「図解&ストーリー『資本コスト』入門」 岡俊子 著 中央経済社 HPやツイッターでも「IRコンサルティングやってます!(本日も頑張って営業中!)」みたいなことをちょくちょく書いておりますが、企業の方と話す時になかなかPL思考が抜けないなぁと感じるのがこの資本コストの話が出るときです。 新しいガバナンスコード原則5-2では「自社の資本コストを的確に把握したうえで、~収益力・資本効率当に関する目標を掲示」せよと言っているので、「そりゃあもちろん、上場企業は資本コストをちゃんとはじいてるのよね」と思ったりしますが、さにあらず。そんなことは225銘柄の優良企業とか、意識高い系の会社であって、資本コストという概念を説明することすら難しいという場合もあります。 ということで、しばらく資本コストの伝道師になろうかと思い、簡単に説明している本はないかなぁと思って出会ったのがこちらの本。難しい数字の話をほとんど出さずに資本コストの概念をうまく説明していると思います。いまさら資本コストって何?と聞け
2022年10月1日


2022年8月
2022年8月 「お金はサルを進化させたか よき人生のための日常経済学」 1.「お金はサルを進化させたか よき人生のための日常経済学」野口真人 著 日経BP社 企業評価会社を経営されている野口真人さんの著。他にも「パンダをいくらで買いますか?」とか人を食ったようなタイトルの本がありますが、それでも内容は超専門的。わかりにくいファイナンスの内容をよくもここまでわかりやすい事例を出して説明しているなぁと感心します。最近何度か会計・ファイナンスに関するオンラインセミナーを担当させて頂いておりますが、この方の著作はファイナンスというものになじみのない方々にいかに興味を持ってもらい、わかりやすく説明するかのお手本として最高の参考書です。 とはいえ、ちょっとこの本は行動経済学にまで足を突っ込んでいるので、紙面が足りないという感じも否めません。特に第六章のリスクとリターンについては、これだけで証券アナリスト試験の最初の数章を使ってしまうテーマなので、若干消化不良かもしれません。しかし、この本を足掛かりにファイナンスというものに興味を持ってもらうのには最適の入
2022年9月1日
第31 回 head fake (だまし、フェイント)
第31回 head fake (だまし、フェイント) ジャクソンホール会議でのパウエル議長の9分間の講演が、市場を揺るがしています。 イエローストーン国立公園などがあるこの地で毎年夏に行われる会合は、もともとは世界中から経済関係の偉い人が、クラフトビールを傾けてハイキングやカヌーなどを楽しみつつ、経済の理論や長期的展望をわいがやする場だったそうです。しかし、8月はFOMCが開催されないこともあり、最近ではここでの発言が市場参加者の少ない夏の相場を動かす一つの材料になっています。 さて、本日の出会った言葉は「head fake」。 最近実際に出会った出典をここでご紹介するわけにはいかないのですが、head fakeはいわゆるバスケとかでいう「フェイント」のこと。 “US equity markets are at a critical tipping point," quant strategist Masanari Takada wrote in a January 10 note. Gear up for another head fake ,
2022年8月29日


2022年7月
2022年7月 「破壊 新旧激突時代を生き抜く生存戦略」 1.「破壊 新旧激突時代を生き抜く生存戦略」 葉村正樹 ダイヤモンド社 Disruptionーこの言葉はしょっちゅう翻訳対象の英文の中に出てくるわけですが、実のところ毎日ぼっちで翻訳をしていることが多い私がこの創造的破壊を実感することは少なく、自分とはあまり関係ない単語だなぁと思っておりました。 しかし、IR業務を通じて企業と関わる中で、何も先端技術ではなくともディスラプションというのは割と身近に起きている(そして起こすことが可能)だということを実感することも多くなってきました。 そんな中で出会った今月の1冊。企業がディスラプションを起こし、生き残っていくうえで、1. 人間中心に考える、2.存在価値を見極める、3.時空を制する という3つの戦略が重要だと説いています。 あれ?よくよく見ると、1は「マーケットイン」の発想、2は昨今のパーパス経営に通じるじゃありませんか。ディスラプションという仰々しい言葉を使わなくても、企業価値の創造にはこうした発想が欠かせないようです。 しかし・・・...
2022年8月1日


2022年6月
2022年6月 「投資家と経営者をつなぐ実践的IR戦略」 1.「投資家と経営者をつなぐ実践的IR戦略~自社の時価総額を引き上げる全シナリオ~」 飯塚洋一 著 ダイヤモンド社 今年4月の東証市場改革により、東証上場企業はプライム、スタンダード、グロースの3つに分けられました。プライム企業の中には基準を満たしていない「なんちゃって」プライムも300社近くあり、今回の改革が東証が本当に目指す「日本企業の企業価値を向上させる後押し」になるかどうかはいささか疑問です。 とはいえ、試験前1週間にならないと勉強し始めない我が家の子供と同じく、人間切羽詰まらないとやらないというのも事実。やれ浮動株比率が35%以上じゃなきゃだめ、とか、TCFDに準拠した開示をしないとだめ、だとか外堀を埋められて初めて「これはまずいのでは?」とIRに本腰を入れ始めた企業も多いように思います。 さて、こちらの本は2014年初版とやや古いですが、IRの目的やエッセンスといったものがわかりやすく実体験として書かれています。内容はいたってスタンダードで当たり前と言えば当たり前なのですが、実
2022年7月1日
第30 回 toppish(上値の目途・節目、抵抗線)
第30回 toppish(上値の目途・節目、抵抗線) 今年は異常に早い梅雨入りだった関東地方ですが、気がつけばいつのまにやら梅雨明けの様相です。 米連邦準備理事会(FRB)も当初はインフレは一時的との姿勢だったのですが、気がつけば超強硬なインフレファイターへと早変わり。人の心は変わりやすいものです(秋ではなく梅雨ですが・・・)。 さて、そんな中で最近よく目にするようになった言葉がsoftish landing(ソフティッシュ・ランディング)。これまでよく耳にしていたsoft landing(ソフトランディング)が「高成長を安定へ導く過程で、不況などを招かないように徐々に成長速度を低下させること。また、そのようなな経済政策。軟着陸」(出所:コトバンク)であるのに対して、多少の景気減速や資産価格の下落があっても、物価を抑える」という中央銀行の姿勢を示す言葉として注目されています。 https://kotobank.jp/word/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%
2022年6月27日


2022年5月
2022年5月 「サイコロジー・オブ・マネー」 1. 「サイコロジー・オブ・マネー」 モーガン・ハウセル著 児島修訳 ダイヤモンド社 ここ数カ月読んでいる経済関連の書はなぜか行動経済学に関わるものが多く、先月の「ノイズ」も然りなわけですが、この本もお金、特に投資にまつわる心理について書いた書籍です。 いま巷の投資理論はマーコウィッツのMPT等に端を発する理論に基づいていると理解していますが(違っていたらごめんなさい)、これら投資理論は数々の仮定の上に成り立っています。人は合理的に行動する、ある資産との相関は一定等・・・。これら理論が投資運用のモデル化や金融工学の発展に果たした役割は絶大であり、それ自体を否定する気はまったくありませんが、その昔ケインズが株式投資を美人投票と評したように、そもそも投資と心理は切っても切り離せず、それを無視して投資を語ることはできないわけです。 それなのに、一時期のLTCMなどウォールストリートのエリート達が理論に基づいてバリバリレバレッジをかけて裁定取引を行い、結局それで飛んだ(揚げ句に立つ鳥跡を濁しまくって、各国
2022年6月1日
第29 回 Depeg(連動が外れる、連動しなくなる)
第29回 Depeg(連動が外れる、連動しなくなる) 年初からいろいろな市場が大きく変動していますが、ここにきて暗号資産の価格が急落しています。 特に法定通貨の裏付けがあることを売りにしていたステーブルコインのご凋落が激しいです。 先週は、テラUSDが急落し、米ドルとの連動を維持してきたテザーも下落しました。 そこで今回は、この連動が外れることを意味するdepegを取り上げます。 国内外問わず、言葉は時代やその時の情勢と共に変わったり、新しい言葉ができたりするものですが、pegが「連動する」なら、de+pegはもちろんその反対で「連動しなくなる、連動が外れる」を意味するわけです。いちいち The largest stablecoin, Tether, has broken its peg to the dollar. と言わなくても Tether has depegged to the dollar. で済むわけです。文字数カット!省エネ。ということで、ウェブサイトを見ていてもよく使われているようです。 Another coin called F
2022年5月16日


2022年4月
2022年4月 「NOISE【ノイズ】」 1.NOISE【ノイズ】ダニエル・カーネマン、オリヴィエ・シボニ―、キャス・R・サンスティーン 著 村井章子 訳 早川書房 ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンによる著。人の判断結果を著しくゆがめるエラーを、バイアスとノイズに分け、特にノイズに焦点を当てて論じています。ノイズは著しく不公平で、多くのコストを生みますが、そうしたノイズを分析し、論じ、さらにノイズを削減するための施策まで盛り込んだ極めて実践的な書です。不確実な現実においてアルゴリズムは完全ではないものの、AIのようなものはコスト見合いと言う点でも一定の効果を発揮すると論じています。 先日、都内の有名私立大学病院に行った知人の大腸にポリープが見つかりました。内視鏡で見たところ良性なので、手術は急がないと言われたそうです。その後、他の所見で都内の有名国立病院にかかったところ、そこの病院のA医師はこの大腸ポリープは「面構え」は良いが取りにくいポリープなので内視鏡ではなく普通の手術にしましょうと言い、B医師は「良かったですね。ガンです
2022年5月1日


2022年3月
2022年3月 「企業価値評価」 1.企業価値評価 鈴木一功 著 ダイヤモンド社 私が所属している日本CFA協会では、 「CFA協会リサーチ・チャレンジ」 というイベントを年に1度実施しています。大学生がチームを作り、分析対象チームの株式レポートを英語で作成し、その優劣を競うというコンペです。日本で代表になると、その後アジア地区大会、世界大会と進出していくことになります。 昨年、何を血迷ったのかそのリサーチ・ペーパーのグレーダー(ボランティアです)に手を挙げてしまい、10月~11月上旬の2-3週間ほど死にそうになりました。「血迷った」というのは、職業柄この時期にスケジュールを入れるべきではないということは重々承知していたのに・・・という意味でございます。活動内容は非常に有意義で、学生さんたちの意欲的なレポートを読んで、今一度自分も頑張ろうと決意を新たにするのには十分なものでした。詳しくは割愛するとして、その際学生さんがレポートを書くのにどんな書籍を読んだらいいのかなぁと思い手に取ったのがこの「企業価値評価」。 証券アナリスト試験のテキスト
2022年4月1日
第28回 True up(調整する、修正する)
第28回 True up (調整する、修正する) ご無沙汰しております。 決算やらウクライナやら通常の業務と違う事象が降り注いできた2月、3月。気になる言葉がなかったわけではなく、単に気がついていてもアップする暇がなかったという状況でした。 さて、本日の言葉はTrue-up。技術系翻訳の方にはおなじみかもしれませんが、「調整する」という意味合いで使われることが多いようです。 We use a special tool to true up the wheel of the lathe. 特別な機器を使って旋盤のホイールを調整した。 一方、会計でもtrue upはよく使用されます。 The accountant trued up several entries to reconcile discrepancies in our balance sheet. 会計士はバランスシートの差異を調整するために複数の仕訳を修正した。 < https://idioms.thefreedictionary.com/true+up > 2つ目の文章ではtrue..
2022年3月14日
COLUMN
bottom of page